かかしコンテスト2024

更なる飛躍に向けて

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2024年コンテスト
2024年コンテスト

11回目を迎えた「かかしコンテスト」は、多くの協賛をいただいて開催する事ができました。当初は「福山ゴム工業株式会社」の社員の方が、かかしたちが身に着けていた長靴が自社製品だということで、数年協賛をしていただき、その後は白アリ退治で有名な「株式会社岡山三共アメニティ」に協賛をしていただいていました。今回からは、嬉しいことにJA晴れの国岡山から申し出があり、気を良くして、地域内の事業者の皆さんへ協賛していただくよう厚かましいお願いに上がりました。その結果「安原産業株式会社」「児玉商店」「インテリアさとう」「和菓子たむら」の各事業所に協力していただくことになり、俄然やる気がわいてきました。
協賛商品の配布については、「かかし」を出展していただいた全員の方に、もれなくお渡しすることができ、心から感謝しております。
今回出展された作品は、昨年より、さらに素晴らしい出来栄えだったと感じております。
さらに、多くの事業者の皆さんの協賛をいただいたことで、今後の飛躍に繋がる希望が持てる11回だったと感じています。
そして、回を重ねるごとに、市内外を問わず、県主を訪れる人々が増えていると実感しており、交流人口の増加にもなっていると自負しています。
次回開催に向けて、より多くの「かかし」に会えますよう、皆さんの制作・出展に期待するとともに、来観・出展された方、準備から片付けまで協力していただいた地元スタッフのの皆さんに感謝し、冒頭のあいさつといたします。


かかしコンテスト2023

かかしコンテストの10 年

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2023年コンテスト
2023年コンテスト

「ふるさとかかし」(県主地区内に通年置かれているかかし)の制作から始まった「かかしコンテスト」は、地域課題である農業の振興をテーマとしています。これまでの10年間、一貫してテーマに沿って制作されてきました。一昔前の田んぼの中のかかしを思い起こさせ、高齢になった皆さんの心を和ませるとともに、多くの皆さんにふるさとの原風景として観賞していただいていることと思います。そして、毎年楽しみにしているという方が増えています。この間、福山ゴム様や三共アメニティ様に賞品を提供していただいたことには感謝するばかりです。
今年は、備中県民局が主催する、「大学生の地域課題解決支援事業・子どもたちを巻き込んだ地域づくり」の一環で、コンテスト会場の準備や最終日の表彰式に大学生5人が協力をしてくれました。この外、鳥羽踊りの練習や焼酎用のさつま芋の収穫時にも子どもたちとともに過ごし、交流する中で意見交換し、~子どもを巻き込んだ魅力あるまちを創るために~と題したプランを作成してくれたことも大きな成果として残りました。
コロナ禍や東ヨーロッパでの戦争に端を発した世界的社会変化と経済の疲弊がある中ですが、今後も「あどけないかかし達」が並ぶコンテストを続けていきたいと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。


かかしコンテスト2022

何物にも代えがたい地域の宝物

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2022年コンテスト
2022年コンテスト

これまでの「かかしコンテスト」の9年間は、制作技術の向上とともに、その年々の社会的出来事を反映した作品や出展者の皆さんの様々な思いを込めた作品が登場してきました。また、出展していただいた方やコンテスト会場へおいでいただいた方々の輪の広がりは少しづつ大きくなってきています。
「かかしコンテスト」を開催する中で得たものは、時代の流れとともに変化し何物にも代えがたいものとなっています。
衰退する農業の将来を憂慮して始めた「かかしコンテスト」ですが、田舎の原風景(故郷の風景)を思い起こさせ、ほのぼのとした気持ちになることから、高齢の方が多く会場へ足を運んで下さっています。
高齢者施設からの出展も恒例となってきました。そして最近では、県主小学校の5・6年生が、地域イベントの一つとして捉え、「そうだ!県主へ行こう!」をテーマに、県主の「かかし」を地域外へ広く周知し、交流人口の増加を目的に自主的・主体的な取り組みをしてくれています。地元の広報紙にも記載していただきましたが、昨年度の郷土学習の成果を発表する「晴れの国おかやま学び大賞」優秀賞の受賞に続き、今年度は最優秀賞を受賞しました。また、併せて山陽新聞桃太郎賞の受賞もしています。
地域の魅力や抱える課題の解決、地域活性化の提案など、自ら課題を発見し、グループで協力しながら課題解決に取り組んだ学習の成果だと思います。
子どもたちの取組みにエールを送りながら、郷土を愛する大人に育ってほしいと願っています。
言い過ぎかもしれませんが、このように、農業をテーマに始めたことが、近隣や遠方の大人から子どもたちの「交流人口の増加」に繋がり、現在では郷土を愛する「人づくり」へと繋がってきているように思います。
今後とも、多くの皆さんの協力をいただきながら継続していきたいと考えています。


かかしコンテスト2021

かかしコンテストの継続開催に思う

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2021年コンテスト
2021年コンテスト

今年は、新型コロナウイルスの蔓延による各種イベントが中止や延期になる中で、「かかしコンテスト」と「かかし祭り」を開催することができるのか悩みました。
計画の段階では、まだまだ感染が拡大しており、不特定多数の方が来られる「かかし祭り」は開催を中止せざるを得ませんでした。「かかしコンテスト」のみを開催することとして募集しましたところ、応募数は昨年より若干少ない結果となりました。しかし、応募された一つひとつの作品は、昨年よりさらに出来栄えが良く、制作された皆様の努力を垣間見る思いがしました。
今回で8回目となった「かかしコンテスト」ですが、これまで継続した成果がようやく出てきたように思います。農業をテーマに始めたものが、高齢者の方々には昔懐かしい田舎の原風景として映り、一般の方は、毎回期待して県主を訪れていただいています。
この度は、地域内の子どもたちに、大谷山開墾や鳥羽踊りに次いで、「かかし」が郷土への思いとして定着してきているように感じています。
子どもたちの心には、国語や算数の能力と違い、数値では計れない自己認識や社会性・想像力や好奇心などを意識し、地域の大人との関わりを通して郷土への愛着が生まれてくるものと確信します。
運動会で、県主と言えば「かかし」と大きな声で応援合戦をしているのを聞いた時、本当にうれしくなってしまいました。また、岡山県教育委員会が主催した、学校での学びを発信、井原市内小中学校の児童生徒による郷土学習の事例発表で、県主小学校5年生が「かかし」をテーマに「晴れの国おかやま学び大賞優秀賞」を受賞したことは、郷土への思いとして、子どもたちの心に残る結果となったことでしょう。
昨年から活動を始めた、県主小学校ひとづくりネットワーク運営協議会が目指す、郷土へ愛着を持ったひとづくりの第1歩ともなっているようにも思います。
今後とも「かかしコンテスト」を継続するとともに、更に工夫した取り組みを進めて行きますので、皆様には温かいご支援とご協力をいただきますよう心からお願い申し上げます。


かかしコンテスト2020

「かかしづくり」子どもたちとの絆

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2020年コンテスト
2020年コンテスト

かかしコンテストを開催するにあたっては、毎年子どもたちを対象にかかしづくり講座を開いています。担当しているスタッフの指導で、新聞紙を丸めたり、胴体や腕となるビニール袋にその丸めた新聞紙を詰めたりと、一生懸命やっている子とそうでない子。
私は、そんな様子を見ながら、やろうとしない子の指導を引き受けました。
機嫌を取りながら、作業を進めていっても、自主的に動こうとしない子どもたちに堪忍袋の緒が切れました。「もうよろしい!勝手にやりなさい!指導しません!」と言ってしまいました。そうはいっても気になり、様子を見ていると子どもたちの手が動きだしました。ある程度かかしの姿になったとき、こっそりと寄り添い、再び一緒になって作り始めました。
自分たちが作りたいかかしになるように工夫をしているようでした。最終的に、かかしコンテストのテーマに合う満足できる作品が出来上がったとき、叱られたことを忘れたような子供たちの満足した顔は忘れられません。
そして、そんな作品はやはり入賞していました。
しばらくして、七輪を使った体験火おこしで学校支援ボランティアとして、小学校を訪れた時、叱った子がいるグル―プの体験指導をすることになりました。グループは、みんなかかしづくりをした子どもたちです。火おこしの体験を済ませてプログラムは進み、自己紹介となり、私は「みんなのことはよく知っているよ!」「みんな率先してよく頑張ったね!」とねぎらいの言葉を言うと子どもたちは満面の笑顔を返してくれました。かかしづくりをとおして、一人ひとりの個性を持った子どもたちに関わり、ああ良かった!子どもたちと心の絆が深まったと勝手に思う私です。


かかしコンテスト2019

かかしコンテストと交流人口

県の里まちづくり推進協議会 会長 岡田章文

2019年コンテスト
2019年コンテスト

かかしコンテストは、平成25年に第1回を開催し、次の年からかかし祭りを加え、今回で6回目を無事終了することができました。
これまで、開催に当たっては出展してくださる方やスタッフ、さらに観賞してくださる方等、多くの方々の協力と参加によって成り立っていることは、何事にも代えがたい財産になっていると感じています。
私たちの地域にとどまらない「農業の衰退をどうにかしないといけない」という思いで始めましたが、この思いを「かかしたち」に込め、子どもたちをはじめ、関わった方々に少しでも考えていただくことができたのではないかと思っています。
回を重ねるうちに、ふるさと(心)の原風景として見ていただいているのか、高齢者の方の関心を引き、多くの高齢者施設からの出展と鑑賞があるのも嬉しいことです。
鑑賞者は、期間がお彼岸に重なることもあって、市内に限らず近隣は福山市、笠岡市、矢掛町、倉敷市、岡山市、遠くは大阪や広島などからおいでいただいています。ひと言コメントで、「真備町箭田から来ました。素晴らしいです。43番のまーびーちゃん、励まされました。家は水没してしまいましたが、がんばる力、ありがとうございました。来年も必ず来ます。力作を期待します。」と書き残されているのを見て、私たちは被災地に何もできていないのに、逆に励まされているように思いました。(井原市・真備町・矢掛町がんばれ!)
この事業をとおして、農業の将来を考える中で、市内外の方々と心の交流ができていることは、思わぬ副産物であると言えるでしょう。
かかしコンテストとは別に思い描く、井原市南部の「ふるさとかかしロード」構想を実現させて、さらに交流人口が増えていくよう、皆さんで取り組んでいきましょう。


かかしコンテスト2018

第5回のかかしコンテストに思うこと

うつくしい里部会部会長 蔵本久美

2018年コンテスト
2018年コンテスト

今年もここ県主に広がる美しい田園風景の中心にたくさんのかかし達が並びました。5年前に軽い思い付きのままゼロから始めたかかしコンテストが、皆様のおかげで無事、第5回目を迎えられたことに感謝しています。
出展数は68組ですが、かかしの数はなんと106体集まりました。数体のかかしが力を合わせて1つの物語を作っているものや、昔なつかしいもの、心癒されるものとテーマ「農業」に沿った力作が並び、益々のレベルアップを続けています。
市内外の介護施設からの参加も増え、利用者さんと職員さんの協力のもとにすばらしい作品も数多く並びました。
期間中、数台の車を連ねその中の1台の軽トラックの荷台にたくさんの車イスを積んで見学に来てくださった介護施設の方々を見かけた時は、胸が熱くなるようでした。
開催までにはまだまだ大変なこともありますが、1000票近い一般投票や一言ノートに書かれた「遠方から毎年来てます!」「ずっと続けてください!」「心が癒されます!」「毎年楽しみです!」の言葉や会場で見るみな様の笑顔に励まされ、これからも続けて行きたいと思います。
コンテストの最後を飾るかかし祭りも4回目を迎えることが出来ました。
あいにくの台風により体育館で午前中のみの開催となりましたが、多数の参加を頂き盛大に行うことが出来ました。本当に感謝しています。ありがとうございました。


かかしコンテスト2017

第4回かかしコンテストを振り返って

うつくしい里部会部会長 蔵本久美

2017年コンテスト
2017年コンテスト

ここ県主に広がる美しい田園風景の中心に今年も79組のかかしが並びました。第4回目のかかしコンテストです。
一面緑の中に並ぶかかしたちは毎年レベルアップを続けています。今年も介護施設やサロンからの応募も増え、施設では利用者さんと一緒に思い出話をもとに工夫を凝らしながらの制作は本当に充実した時間でしたという声、サロンからは、制作中本当に楽しかった!普段の生活であまり会話をすることが少ないお年寄りの方が、かかしに語りかけながら作っているところなどはビデオに残しておきたいほど微笑ましかった!という声も聞きました。
テーマ「農業」に沿って物語のあるもの、会話のあるもの、願いのあるものとそれぞれ個性あふれる工夫いっぱいの作品ばかりでした。
期間中、会場に停まっている車の数が、今年も成功ですよ!と語ってくれているようでした。
何度か台風の心配もありましたが、50日間風雨に耐えたかかしたちが作者のもとに帰る日「かかし祭り」を10月23日に開催しました。祭りとしては3回目ですがまだまだ手探り状態の中、多くの方々の協力のもと来場者も多く盛大に行えたことは感謝の一言です。釜戸で炊いた御飯を美味しそうにほうばる子どもたち、サロンのメンバー全員で表彰式に参加し、かかしと一緒に満面の笑みでの写真撮影は素敵でした。入賞作品は一般の部9点、今年も福山ゴム様のご好意で福山ゴム賞4点、かい君特別賞(子どもの部)5点の合計18点でした。沢山の力作を見るともっともっと賞の数を増やしてあげたいと思います。
作者のもとに帰ったかかしたちは地元に立って通る人に癒しを与えたり、鳥や獣を追い払う本来の仕事に携わったり、今でも頑張ってくれています。開催までには色々と大変な事もありますが、皆様の喜んでくださる顔や声を励みに今後も続けて行きたいと思います。
たくさんの方々のお力添え本当にありがとうございました。


かかしコンテスト2016

第3回かかしコンテスト開催

うつくしい里部会部会長 蔵本久美

2016年コンテスト
2016年コンテスト

3回目を迎えた今回のかかしコンテストは、テーマに沿って楽しいもの、考えさせられるもの、癒されるもの、2体3体と組み合わされて物語のあるもの等、一段とレベルアップした作品が集まりました。介護施設からの出品も多数あり、なかには職員さんが今年の出品は無理かなと思っていたら、入居者の方から「今年も作ろう!」という声があり参加したというところもありました。
地元のサロン以外に、他地区のサロンの参加もあり、「制作中にみんなが団結し協力してこれが本当のサロンのあり方だと感じた!来年もぜひ参加したい。」という声も頂きました。
車を何台も連ねたり、タクシーや車一杯に乗ったりして、見学に来てくださり、かかしと一緒に満面の笑顔で写真撮影をされている姿を見ると、ずっと続けていきたいと思いました。
審査は例年通り、市長さんをはじめ地域の各種団体の代表の方々にお願いしました。力作ぞろいに頭を痛めておられたようです。昨年より始めた一般投票にも多くの参加がありました。
会場に設置した一言ノートには「毎年来てます。来年も楽しみにしています」「毎年続けてください」「県主の皆様に元気をもらいました」と、うれしい言葉が書かれていました。
9月6日~10月25日の間、みんなを楽しませてくれたかかし達も任務を終えた後、作者のもとに帰って行ったり、他にもらわれて行ったり、今も各場所で活躍していることでしょう。
賞品として頂いたお米で、カレーを振舞う会やおにぎりパーティーをして楽しんだという便りも届いています。開催までには色々と大変なこともありますが、皆様の喜んでくださる顔や声を励みに今後も続けていきたいと思います。
たくさんの方々のお力添え本当にありがとうございました。


かかしコンテスト2015

第2回かかしコンテスト開催

うつくしい里部会部会長 蔵本久美

2015年コンテスト
2015年コンテスト

県の里まちづくり推進協議会では、ここ県主に広がる美しい田園風景を生かし地域の皆様とともに農業の今後を考えるきっかけづくりになればと考え、昨年度よりかかしコンテストを開催しています。昨年度を上回る68体が集合しました。個人の作品に加え介護施設のお年寄りの方々と一緒に作ったものや東京からの里帰り中におばあちゃんと作ったもの、児童クラブの子どもたちや笠岡、倉敷からも応募がありました。テーマ「農業」に合わせて考えさせられるもの、昔を思い出させるもの、ほのぼのと心癒されるものなど、本年度はまた一段とレベルアップを感じました。山陽放送、岡山放送、井原放送で取り上げていただいたおかげで岡山市内、玉島、水島、総社、遠くからは愛媛からも見学に来ていただきました。審査は井原市長さんをはじめ地域の各種団体の代表の32名の皆様にお願いしました。昨年同様に「力作ぞろいで審査に困った」と言う声をいただきました。
見学者の方からも審査に参加したいと言う声があり、本年度から一般投票もおこないました。938の投票の中にはさまざまなコメントが添えられていました。「稲とかかしに心がなごみました。来年も必ずきます。」「あっと思った 亡き母を思い出しました。」「毎年続けてください。」「地域の人たちに見守られながら、すくすくと育てられている子どもたちが見えます。」なかには「おばあちゃん!長生きして おいしい明治ごぼうを作ってくださいネ、でも重労働なので、お体には十分気をつけてください。」とかかしにねぎらいの言葉をかけていただいたものもありました。
入賞作品は10月19日に発表し、26日のかかし祭りで表彰式となりました。このかかしコンテストにたくさんの方々のお力をお借りして無事終了した事を感謝しております。本当にありがとうございました。


かかしコンテスト2014

「かかしコンテスト」を終えて

うつくしい里部会部会長 蔵本久美

2014年コンテスト
2014年コンテスト

緑の山と広がる田園風景、どこにでもある景色でも、県主の景色は、暮らしている人たちとともに特にすばらしいものです。この田園風景の中で、地域でしかできないイベント、それが「かかしコンテスト」でした。そして、地域の人たち、こどもたち、学校、さらには地域外の人々をも巻き込んでの開催となりました。取り掛かりは、何を準備すればよいのかわからないまま、募集ちらしの配布を市内13の小学校へお願いしたり、機会を捉えては各種団体へ配布したり、さらには友人・知人へも参加をお願いして回りました。しかし、なかなか反応がなく、寂しい思いをしたことが思い起こされます。そのような中で少しずつ応募が増えていきました。児童クラブの子どもたちとは、一緒になって「かかし」を作り、楽しい時間を過ごすことができました。紙管に新聞紙を丸めた頭、新聞紙とナイロン袋・ペットボトルで作った胴体、子どもたちが自分で書いた顔、帽子や服、手に持った「おにぎり」など、それぞれの感性で出来上がった作品は、個性あふれるものとなりました。地区外からは、芳井・大江・出部・木之子・鴨方・寄島・笠岡から参加していただき、54体の「かかし」たちが展示会場へ並ぶことになりました。
展示期間中は、インターネットで紹介していただいたこともあり、地域内はもとより、地域外からも多くの皆さんにお越しいただくことができました。会場で、皆さんに感想を書いていただいたノートを見るたびに「ありがとうございます。」という気持ちになったのは私一人ではありません。
残暑厳しい中で、展示会場づくりに協力してくださった方々、ご多忙中審査に協力してくださった方々、本当に多くの皆さんのご協力で成功した「かかしコンテスト」でした。
心から感謝申し上げます。